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風俗課に配属されました

第62章 五十嵐歩の恋愛事情⑦

「へっくしょんッ!!!」
「歩くん。風邪引いちゃう。部屋に戻ろ」
「ごめんな。せっかくの浜辺デート
台無しにしちゃって」
「ぅぅん。スッゴク楽しかったッ」

ホント……亜衣っていい子。

「御詫びに亜衣のお願いひとつ叶えて
あげるよ」
「えぇッ?いいって。歩くんとこうして
いられるだけで嬉しいし幸せだもん」

めっちゃいい子。

「じゃ、俺のお願い聞いて」
「それ違くない?でも、いいよ……んッ」

瞬時に抱き寄せると唇を重ねた。

「これが俺のお願い」
「もぉッ!歩くんてばッ!」

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