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風俗課に配属されました

第62章 五十嵐歩の恋愛事情⑦

「それに今は亜衣のことだけを考えたい」

それは本当。

亜衣と向き合っていたい。

「ありがと。歩くん……優しいね」
「俺なんか全然」

そう言われてしまうと……照れる。

照れ隠しの表れか繋いだ手を離すと
海岸に走っていき
俺を追ってきた亜衣に海水をかけた。

「キャッ……歩くんッ。お返しだよッ!」
「うわッ。この野郎ッ!」

亜衣と俺は海水をかけ合いながら
ふざけあっていて
気が付くと互いに
全身がずぶ濡れ状態になっていた。

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