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風俗課に配属されました

第60章 本條斗真の事情⑨

「まだ……間に合うかな……」

理佳の照れたような
はにかむような笑顔。

「間に合うって……何が?」
「斗真こそ鈍感だね……気付いてよ……」

キスの続き……だよね。

「間に合うさ」

再び理佳の肩を抱こうとしたが……

俺の腕をくぐり抜け交わされた。

「へッ???」

今の俺……絶対にアホ面してる。

「夕飯のことだって。何と勘違いしてるの?」

理佳はベッドから立ち上がると
ビキニの上から服を着始めた。

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