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風俗課に配属されました

第59章 陣内亜衣の切ない事情①

歩くんが息を潜め隠れている
クローゼットに千鶴が近付く。

「ちょッ……千鶴ッ!やめてッ!」
「昨日着てたワンピースなんか男ウケ
良さそうだから……」

クローゼットが……開いた。

開けたのは千鶴ではなくて……

「ギャ────────────ッ!!!」

千鶴の悲鳴と共に歩くんが
クローゼットから出てきた。

「えぇッ!?えぇ───ッ!?!?
どッ……どうして歩がッ!?!?」

千鶴は相当驚いてしまったのか
目の前の歩くんから後退りすると
絵に描いたような尻餅を付いた。

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