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風俗課に配属されました

第57章 南瑞樹の秘密事情⑤

「若菜ちゃんは許せて私は許せないの?」
「そんなんじゃ……」

むしろ若菜の方が不特定多数と……

目の前の若菜が好きで……眩しすぎて……
深く考えたことが無かった。

「仮に若菜ちゃんに子供がデキたとして
本当に瑞樹との間に生まれた子供だって
言い切れるのかしら」
「それは……」

その可能性も否めない。

その点、凛子のことは信用している。

俺と凛子の間に生まれた5人の子供は
DNA鑑定によって紛れもなく
俺たちの子供だと証明されているから。

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