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風俗課に配属されました

第54章 五十嵐歩の恋愛事情⑤

『カチャ』

ドアの開く音……

突如と現れたのは……

「あ、すみません。そっちは僕のベッドです」

バスローブを身に纏った朝比奈先生。

風呂に居たのか……

それはそれで驚いたが
妙子が咄嗟に隠したのは
裸体……ではなく……

顔だった。

「昨夜はどうも」

朝比奈先生の挨拶に妙子は返事もせず
俯いているままだった。

……そっか。

昨夜、この部屋を訪れた妙子は
朝比奈先生に遭遇したのか。

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