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風俗課に配属されました

第53章 南瑞樹の秘密事情④

「凛子とは正式に別れる」
「ぅん……」

互いに瞬きもせずに見つめ合う。

「凛子とのことが終わったら
若菜にプロポーズする」
「ぅん……」

俺の首に回した若菜の両手の
力加減が強まる。

「待っていてほしい」
「ぅんッ……待ってるッ」

若菜の声は1オクターブほど上がった。

「ありがとう」

若菜を抱えながらの濃厚なキス。

夫婦になっても俺の恋人であり
……ママでいてほしい。

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