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風俗課に配属されました

第51章 本條斗真の事情⑦

「それはあくまで理佳の見解だろ」

テーブルに置かれた理佳のスマホを渡した。

「真知子に電話しろ」
「え……どうして……」
「直也さんでもいい」

理佳を会社に送り込んだ当事者
平井夫妻に俺が話をつける。

「社長命令だ。理佳は未だ俺の部下だろ」

理佳は渋々といった具合に電話を掛け
俺に手渡した。

『しもしもー?RIKACO?ティラミスの
美味しいお店探してくれたーッ?』

……真知子がガチでモノマネする様子が
頭に浮かぶ。

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