テキストサイズ

風俗課に配属されました

第50章 南瑞樹の秘密事情③

「ママになにをするんだッ!!!」

男の肩を強く掴むが
意図も簡単に払い除けられた。

力加減まで子供になっていた。

「御主人のことは凛子から伺っています。
僕は御主人から凛子を取り上げようなんて
思っていません。凛子を一人の女性として
愛しているだけなんです」
「みずくんはごしゅじんなんかじゃないッ!
ママのみずくんだもんッ!」

ママが女性として見られていることも
堪らなくショックで悲しい。

ママはママであってほしい。

そうか……

だから俺は凛子の恋人に会うことを
避けていたのか。

女になったママなんて……見たくない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ