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風俗課に配属されました

第44章 五十嵐歩の恋愛事情③

「歩くん?」
「俺の想いは聞いてくれないの?」

今は亜衣のことだけを考える。

「だって……歩くんは誰とも付き合わ
ないって……キャッ……」

掴んだ腕を引っ張ると
再び俺の隣に座らせた。

「まだ一時間残ってる」

目を合わせてキスしようとしたが
亜衣は顔を反らした。

「私……想いが通じ合っている人じゃないと
出来ない……幼稚な考えだけど……」
「沖縄で俺と思いで作りするんじゃ
なかったの?」
「それは……そういう意味じゃなくて
夜の海を一緒に歩いたりとか……」

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