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風俗課に配属されました

第119章 川澄友香の恋愛事情②

『また、それかよ』

私だって毎回毎回
こんな会話にウンザリしている。

『するの?しないの?いい加減
腹くくってよ』
『あのさー、結婚ってそういうもんじゃ
ないだろ』
『風俗課の女とは結婚出来ないとか?』
『そこまで言ってねーだろ』

売り言葉に買い言葉。

私も誠也も疲れ果てていた。

だから……

『これで最後。私と結婚する?しない?』

信じていた。

『しないよ。ついでに言わせてもらうと
友香の性癖についていけなくなった
部分もある』

逆プロポーズを断られるだけならまだしも
侮辱までされるなんて。

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