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風俗課に配属されました

第119章 川澄友香の恋愛事情②

━━━━━一ヶ月前。

元カレの真壁誠也とは喧嘩が絶えなかった。

『で?いつ風俗課辞めるんだ?』

誠也は風俗課の仕事に
理解を示してくれなかった。

当然といえば当然。

そして私にも辞めたい気持ちはあった。

好きな人だけに身体を許したいという
当たり前の想いだってある。

だけど私にはセックス以外のスキルが無い。

資格も学も無い私に
働く宛など無かった。

風俗課から退くには
結婚しかなかった。

『だから結婚してくれれば、今日にだって
辞めるってば』

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