テキストサイズ

風俗課に配属されました

第118章 大切なヒト

「じゃ、結婚やめよっか?」
「ウソウソウソウソ……でも、ちょっと
本気になりそうだったけど」
「もうッ!正直すぎッ!……んッ」

唇を重ね黙らせた。

キスが一発で効くところが可愛い。

「自分こそ、ちゃんと別れたのかよ」

俺は俺で、あの男の存在が気になる。

「別れたよ。じゃなきゃ龍聖と結婚
するはずないでしょ」
「なんか俺……嫉妬深くなってるな」
「風俗課の仕事してたらしょうがないよ。
私だってそうだもん」

結婚相手が同僚ということに
助けられた部分も否めない。

だからこそ互いをこうして分かり合える。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ