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風俗課に配属されました

第117章 南瑞樹の秘密事情⑧

「いいんだ。そのままの若菜で居てくれたら」

鬼塚くんのことは聞かれたくない様子。

「ありがとう。瑞樹さん」
「若菜に甘えられるなら本望だよ」

甘えられることですら
心の隙間は埋まっていく。

「甘えついでに瑞樹さんにお願い事
しちゃおっかな」

無理に笑顔なんて作らなくていいのに。

「ん?怖いな」

だが、そんな若菜に付き合う。

「瑞樹さんと出会った頃を思い出して
瑞樹さんを感じたいの」
「俺も似たようなこと考えてた」

出来るものなら
あの頃に戻りたい。

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