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風俗課に配属されました

第117章 南瑞樹の秘密事情⑧

「風俗課の終わりが近付くにつれて
自棄になっちゃって」
「若菜は続けたかった?」

風俗課の撤廃は斗真社長の意向によるもの。

「ぅん……皆が私から離れていって
しまいそうで……」
「若菜には鬼塚くんが居るだろ」

鬼塚くんは俺たちの不倫関係破綻に
一役買っていた。

だからと言って恨み辛みは無い。

若菜のことを想えば当然のこと。

「龍聖とは……ぁッ……それより
こんな格好でごめんなさい」

透けたナイトウエアでも
バスローブでもなく
私服のワンピースを着ていた。

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