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風俗課に配属されました

第114章 真壁誠也 風俗課を利用する事情②

「真壁さん?どうしました?」
「あ……なんでも……」

若菜ちゃんの唇から目を反らした。

「さっき私が緊張してるって言った意味
分かります?」
「いや、分からない」

緊張のせいでストローを間違えたと
言っていたけど。

「こういう状況で何もしないっていうのが
逆に緊張しちゃって……いつもと違うから」

セックスありきの風俗課。

だが俺は、それを拒んだ。

でも男女二人きりのシチュエーション。

それこそ学生の頃の俺だったら
ワクワクドキドキが止まらなかっただろう。

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