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風俗課に配属されました

第112章 有坂仁志 風俗課を利用する事情②

「私も課長が好き」

真剣な眼差しを向けられた。

けど……若菜は……

「鬼塚くんと付き合っているんじゃ……」

風俗課の同僚同士での付き合いの噂は
社内中に広がっていた。

「課長が好き。それだけじゃダメ?」
「俺としては……若菜に想いを告げられた
だけで満足なんだ」

二人の仲を引き裂こうなんていう想いは
無かった。

好きな女を抱きたい
愛したいという想いしかなかった。

「私は満足出来ない。課長と心も……
身体も繋がりたい」

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