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風俗課に配属されました

第102章 樋口成海が風俗課を利用する事情①

夕飯は元カレと通い続けた近所の居酒屋。

「おッ!成海ちゃんッ!いらっしゃいッ!」

大将は威勢よく迎えてくれた。

「大将。こんばんは。こちらは同僚の
鬼塚さんです」

大将に鬼塚さんを紹介した。

「はじめまして。鬼塚と申します」
「元カレと違って礼儀がなってるね~」

この居酒屋で元カレは
いつも憮然としていた。

大将と私が仲良く話すことが
気に入らなかったらしい。

それでさえ嫉妬されていると思えば
嬉しかった。

「久し振りにここに座ってちょうだいよ~」

鬼塚さんと私はカウンター席に
腰を降ろした。

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