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風俗課に配属されました

第100章 宮園華子が風俗課を利用する事情

「自分の能力を高めたい、試したいという
欲求。 自分で自分の存在価値を証明したいと
いうことかな」
「それなら、私も該当するかも」

ヤリ目の合コン相手に自分を安売りし
むやみやたらに抱かれ
そこで女としての存在価値を
自分なりに見出だしていた。

若い時はそれで良かった。

三十路を過ぎた私はこれから
どう自分を高めればいいのか。

「華で試していい?」
「ぇッ……」
「俺の能力を向上させて」

身体ごと引き寄せられ
唇が重ねられた。

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