テキストサイズ

風俗課に配属されました

第94章 五十嵐歩の恋愛事情⑪

披露宴の一連の流れが終わっていき
いよいよおっさんの父親が
待ち焦がれていた花束贈呈。

「この度は本当にありがとうございました。
この御恩は一生忘れません」

俺のプロポーズで涙ぐんだ亜衣だったが
今となってはおっさんの父親の期待には添えず
むしろ満面の笑みで花束贈呈をしていた。

「亜衣さーん。幸せになるんだよー。
親御さんの会社の件は、わしに任せて
くれれば安泰じゃけーん」

で……おっさんの父親が大泣きという始末。

そして新郎である俺の謝辞。

ぶつけ本番。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ