テキストサイズ

風俗課に配属されました

第93章 原田康人の婚約事情⑥

なんとッ!?

ホテル満月から高速バス乗り場まで
徒歩圏内ではないか。

だが俺はタキシード姿で走る。

「なにあれ?売れない芸人?」
「今日ハロウィンだっけ?」
「仮装大賞?」
「くっさッ」

そんな冷やかしの言葉を
背に受けながら走り続ける。

あの星占いによると
俺と萌子は100%上手くいく。

月額1000円課金したから上手くいく。

待ってろ、萌子。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ