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風俗課に配属されました

第90章 原田康人の婚約事情⑤

「ダーリンが一緒に居てくれるなら……」
「萌子と一緒に居たいのは山々だが
実は一週間後に……」

亜衣との結婚を控えていることを
口にしようとした瞬間……

萌子の瞳から一筋の涙が溢れ落ちた。

「どうしよ……ダーリンのこと……
好きになっちゃった……」
「ちょッ……本気か?俺なんてデブでハゲで
50過ぎたおっさん……んんッ」

萌子から唇を重ねてきた。

「萌子のダーリンを悪く言わないで」

再び唇が重ねられた。

「ダーリンに迷惑は掛けられない。
だって大好きなんだもん」

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