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風俗課に配属されました

第88章 本條斗真の事情⑪

理佳は一人で飲んでいるものだとばかり
思っていたが……

「こんばんは。先日はお世話になりました」

理佳の隣で酒を嗜んでいるのは
先日、山崎建設の社長と会食した際に
同伴していた社長の甥であり
常務である……山崎悠哉。

「こちらこそ」

この二人が……どうして……

理佳は山崎常務に関心が無い
素振りを見せていたのに。

激しく動揺ッ!

「では、お迎えが来られたようなので
僕はこれで。失礼します」

その余裕っぷりは何なんだッ!

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