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風俗課に配属されました

第83章 鬼塚龍聖の恋愛事情②

「いらっしゃい。若菜の母親です」
「はッ……初めましてッ。こッ……この度は
突然お邪魔しまして……鬼塚と申します……」

若菜の母親は品定めをするように
俺の全身を舐めるように見尽くした。

「鬼塚くん、痩せすぎね。でもイケメン」
「あ……どうも……です」

ここは玄関先。

若菜を送りに来ただけというテイにして
急用を思い出したことに……

「いっぱい食べて体重増やして帰ってッ。
あ、何なら泊まっていく?若菜の部屋に。
おほほほほー」

……先手を取られてしまった。

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