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風俗課に配属されました

第82章 呆気ない別れ

瑞樹さんが即座に拾い上げた包丁には
血が付着していて……

「凛子ッ!!!大丈夫かッ!?」

瑞樹さんの発言で
私を羽交い締めにしているのが
凛子さんだと……知った。

私を取り押さえた拍子に
手からすり抜けた包丁が
凛子さんの足の甲に
刺さってしまったらしく……

「瑞樹ッ!!!逃げてッ!!!この女に
殺されてもいいのッ!?!?!?」

この女……

殺される……

私の……こと?

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