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風俗課に配属されました

第82章 呆気ない別れ

この包丁を瑞樹さんに渡してしまったら
二人の関係が終わってしまいそうな……

そんな気がした。

「若菜……ちゃんと話をしよう」
「別れ話?それとも私たちの未来に
ついて?」
「……未来だよ。俺と若菜の未来の話」
「……本当に?」
「……本当だ」

信じても……いい?

一瞬、気を抜いた瞬間……

背後から羽交い締めにされ
包丁が床に落ちた。

「ここであんたに死んでもらう訳には
いかないんだよぉぉぉッッッ!!!」

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