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風俗課に配属されました

第81章 南瑞樹の秘密事情⑦

翌日の土曜日。

家族で朝食をとっていると
玄関の呼び鈴が鳴った。

「こんなに朝早くから誰かしら」

食器を洗っていた凛子が
エプロンで手を拭きながら
玄関先へと向かった。

新聞か宗教の勧誘だろうと
気を止めずにいた。

しかし、すぐに戻ってくるだろうと思いきや
気が付くと5分ほど経過していた。

しつこい勧誘だろうと
俺は玄関先に向かったが
凛子は居なかった。

外に出てみると
隣の御主人の車が
我が家に横付けされていた。

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