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Best name ~ 追憶 ~

第1章 私の記憶

昔から、ケガをした動物の手当てなどは
普通にしていたし

血を見たからといって、こんな事はなかった。



……少し前

最近の事で、自分で薄々気付いていた。



気のせいかな…

気のせいだ……と、思い込んでいた。










真っ赤な血…





それが私に思い出させるのは、ひとつ……。









血を見ると…脳が一瞬で私の中に呼び起こさせる








血のベットリついた……私の手







鏡に映る……血の飛び散った、私の顔。











私は……血が見れなくなっていた。



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