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Best name ~ 追憶 ~

第1章 私の記憶

はじめは裏方から…

徐々に病院の方にも出て
簡単な補佐をしたり

マナさんに習って
動物のトリミングやケアも覚えていった。



幻に……夢に消えた〃私の夢〃とはちがう
新しい仕事だったけど

元々好きな動物と関わる仕事…
彼らに触れさせてもらえる仕事は楽しくて

それをさせてもらえる事は
私にとって本当に幸せだった。






こうして少しずつ
私の新しい日常ができていくのだけれど…




そんな、何もかも順調に……などとは…。









罪や罰は…




そう簡単に、私を許してはくれなかった。










小さなことや…奇妙な異変が起こるのに

そう時間は、かからなかった。






私にとって、思ってもみない異変の数々に




知らぬ・気付かぬフリをしていても





自分で徐々に……嫌でも気づいていき





すぐに限界が訪れる。

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