
Best name ~ 追憶 ~
第5章 あの人に…お似合いの女の子
『ありがとう・・・ねぇリョウキ
どうしてサイズ…わかったの?』
『うん?…~ハハ…あ~
オレ足デカくて中々靴のサイズないから
大体わかるんだよ(笑)』
『???』
なんだか答になっていない気もするけど…
『修理出しに行くか?』
『ううん…ヘイキ』
根元からキレイに…外れるように
折れたヒール
きっと修理に出せば
キレイに直してくれるけど
溝にハマった時に
ヒールがザックリ傷ついていた
これは・・・もうダメかな
なんて、私はやっぱり
ショック受けていた
『歩ける?』
『うん…ごめんねリョウキ』
彼の手をとって…再び歩き出す
・・・までは良かったのだけれど
・・・
『クス・・・アイルちっちぇ~(笑)』
つんつん・・・
立ち上がって隣で歩き出す
私のオデコを
リョウキが少しイタズラな顔して
指で軽くつついた
よくある・・・どこにでもあるような
ちょっとしたコミュニケーション
『・・・』
盛りメイク…
盛り髪…
盛り・・・胸・・・
(していないけど…言うの恥ずかしいなぁ)
女の子は…その特典のように
色々な装飾を施す
時にはそれを努力したり
楽しんだり
そして・・・身長を…盛ってみたり?
それは…ありふれた事だし
男の子だってある程度わかっていること
リョウキだって・・・知っててのこと
揶揄された訳でも
イジワル言われたのでもない
ただその事実…それだけのことなのに
お気に入りの靴がこわれて
気持ちも・・・身長も
ぺしゃんこになっていた私は
何故か・・・わざわざ
『小さく・・・ないもん』
何故か…そんなたった一言に
ムッとして・・・
その高い位置にある
リョウキの視線を
無理やりに見上げてつかまえて
少し・・・睨み付けた
『私が・・・小さいんじゃないもん
リョウキが・・・
リョウキが無駄におっきいだけだもんっ』
どうしてサイズ…わかったの?』
『うん?…~ハハ…あ~
オレ足デカくて中々靴のサイズないから
大体わかるんだよ(笑)』
『???』
なんだか答になっていない気もするけど…
『修理出しに行くか?』
『ううん…ヘイキ』
根元からキレイに…外れるように
折れたヒール
きっと修理に出せば
キレイに直してくれるけど
溝にハマった時に
ヒールがザックリ傷ついていた
これは・・・もうダメかな
なんて、私はやっぱり
ショック受けていた
『歩ける?』
『うん…ごめんねリョウキ』
彼の手をとって…再び歩き出す
・・・までは良かったのだけれど
・・・
『クス・・・アイルちっちぇ~(笑)』
つんつん・・・
立ち上がって隣で歩き出す
私のオデコを
リョウキが少しイタズラな顔して
指で軽くつついた
よくある・・・どこにでもあるような
ちょっとしたコミュニケーション
『・・・』
盛りメイク…
盛り髪…
盛り・・・胸・・・
(していないけど…言うの恥ずかしいなぁ)
女の子は…その特典のように
色々な装飾を施す
時にはそれを努力したり
楽しんだり
そして・・・身長を…盛ってみたり?
それは…ありふれた事だし
男の子だってある程度わかっていること
リョウキだって・・・知っててのこと
揶揄された訳でも
イジワル言われたのでもない
ただその事実…それだけのことなのに
お気に入りの靴がこわれて
気持ちも・・・身長も
ぺしゃんこになっていた私は
何故か・・・わざわざ
『小さく・・・ないもん』
何故か…そんなたった一言に
ムッとして・・・
その高い位置にある
リョウキの視線を
無理やりに見上げてつかまえて
少し・・・睨み付けた
『私が・・・小さいんじゃないもん
リョウキが・・・
リョウキが無駄におっきいだけだもんっ』
