テキストサイズ

Best name ~ 追憶 ~

第5章 あの人に…お似合いの女の子

一々突っかかる事でもなければ

事実に相違ないこと


どうして私は…また

そんな可愛くないことを

わざわざリョウキに言ってしまったのかな?





私の身長は159センチ・・・



一般基準として…大きくもなければ

小さくもない





人は無い物ねだりと言うか


身長高い女の子は
小さくなりたいと言い

身長低い女の子は
背が高くなりたいと言う


そのどちらでもない
ちょうど良いじゃないか、と
言われてた私は
身長なんて気にした事がなかった


それでもどちらかと言えば

マナさんみたいな長身で
大人びたお姉さんに憧れてた私は

もう少し…背が伸びたら良かったな

なんて思った事もあって

仮に身長を聞かれたら
「160センチ」と…

サバを読みたくなる気持ちも
少しはあるんだ…実は


ウソついても背は伸びないし
なにもコンプレックスに
思う程の事ではないから
言うほど大した事ではないのだけどね…


現に長身なマナさんは
私の身長を羨ましいって言う


自分が羨ましがる人が
自分の何かを羨ましいなんて
そんな事もあるんだね…
なんて軽く流していた







理由?




マナさん自身は
もしも彼氏が小さいと

好きなハイヒールとか
履きたい靴が中々履けないから



・・・だそう(笑)



※(それでもマナさんは…私服はいつも
可愛くてオシャレなヒールの高い靴が多くて

その理由は…後々、驚きのその相手…
〃彼氏〃の存在が発覚して

私たちは慌てふためくことに
なるのだけど・・・((笑))?)





これは、ちなみに~の
ちょっとしたエピソード


当時、初めてリョウキを見た後の
マナさんからの感想・・・






〃『いいなぁ~~アイルンルン♪

リョウキはおっきいから

ヒールは気にせず履き放題ぢゃ~ん♪』〃



(↑原文ママ・・・(笑)?)




なんとも彼女らしく

女の子らしく…お茶目に

(きっと内心はもっと奥深いこと思ってて)

私の彼氏を歓迎してくれていた

そんなエピソードを思い出していた





よくある「やさしそうだね~」とか

社交辞令みたいなことを

マナさんは…言わないんです(笑)

少なくとも私には




まぁ…実際にリョウキは
やさしい彼だけれど



だから…その


どうして・・・私

ストーリーメニュー

TOPTOPへ