
Best name ~ 追憶 ~
第4章 ひとりに・・・しないで
『それはアイルの・・・
〃ホレた弱味〃ってヤツだから❤♪…
本当に…冷静沈着に、なんて
いかなくて当たり前じゃん…』
マナさんの言葉に
沸々と私の中から
気持ちや言葉がこみ上げてくる。
『ま♪それでもあたしなら
リョウキをブン殴るけどね~~(笑)
ブン殴りに行く?今から』
『い・・・行かないよぉ…っ
べつに…そんなコト・・・
それに…リョウキが悪い訳じゃ
リョウキのせいじゃ…ないもん』
『リョーキのせいだっつーの(笑)
元をたどれば』
『あ・・・。
でも…私と逢う前の…ことだから
仕方・・・ないもの』
『でた~~優等生~♪
ま…二股した訳じゃないもんねアイツ。
うん…きっと正しいんだよ
すごいよアイル・・・アンタさ
よく…そう貫いて、やりきったね
すごいことだよ』
目の奥が・・・ジンジンする私は・・・
『でもね・・・マナさん・・・私ね…』
『ウン・・・いいんだよアイル
理屈じゃ…片付けられない事もあるの』
私は・・・涙腺が限界に近くて
『ほんとは私・・・そんな
ちっとも良い子なんかじゃないから
私ね・・・
相手のために…なんて
そんな立派なものじゃなかったと思うの』
『ウン・・・ウン・・・』
『忘れなきゃ、忘れなきゃって…
思えば思うほど私ね・・・』
『…〃忘れなきゃ〃…って
思うからだよ・・・』
『え・・・?』
『無理に忘れる必要が・・・ある?』
『だって・・・私』
『アンタは確かに…苦しい判断を強いられた
相手を思って…身を引いたかもしれない
だけど、アイルの心は?
そのキモチが・・・どうして苦しんで
押し込められなきゃいけないの?』
『マナ…さ…ん』
私の涙腺がホントに…
ブルブルって音を立てるように震えた
〃ホレた弱味〃ってヤツだから❤♪…
本当に…冷静沈着に、なんて
いかなくて当たり前じゃん…』
マナさんの言葉に
沸々と私の中から
気持ちや言葉がこみ上げてくる。
『ま♪それでもあたしなら
リョウキをブン殴るけどね~~(笑)
ブン殴りに行く?今から』
『い・・・行かないよぉ…っ
べつに…そんなコト・・・
それに…リョウキが悪い訳じゃ
リョウキのせいじゃ…ないもん』
『リョーキのせいだっつーの(笑)
元をたどれば』
『あ・・・。
でも…私と逢う前の…ことだから
仕方・・・ないもの』
『でた~~優等生~♪
ま…二股した訳じゃないもんねアイツ。
うん…きっと正しいんだよ
すごいよアイル・・・アンタさ
よく…そう貫いて、やりきったね
すごいことだよ』
目の奥が・・・ジンジンする私は・・・
『でもね・・・マナさん・・・私ね…』
『ウン・・・いいんだよアイル
理屈じゃ…片付けられない事もあるの』
私は・・・涙腺が限界に近くて
『ほんとは私・・・そんな
ちっとも良い子なんかじゃないから
私ね・・・
相手のために…なんて
そんな立派なものじゃなかったと思うの』
『ウン・・・ウン・・・』
『忘れなきゃ、忘れなきゃって…
思えば思うほど私ね・・・』
『…〃忘れなきゃ〃…って
思うからだよ・・・』
『え・・・?』
『無理に忘れる必要が・・・ある?』
『だって・・・私』
『アンタは確かに…苦しい判断を強いられた
相手を思って…身を引いたかもしれない
だけど、アイルの心は?
そのキモチが・・・どうして苦しんで
押し込められなきゃいけないの?』
『マナ…さ…ん』
私の涙腺がホントに…
ブルブルって音を立てるように震えた
