
Best name ~ 追憶 ~
第2章 私の希望
約束の前日私は
あの人がソウタさんに会いにでも現れないかと
どこかで期待していた。
待ち合わせ時間を交渉できないか、と。
だけど彼は現れなかった。
モコの体調が気になっていたから
明日の朝、のぞきに来よう…。
そう思っていた私は・・・
連絡先も知らない・・・。
ソウタさんは、おそらく知っている・・・
ソウタさんに聞こうかな。
いや・・・なんだかそれはチョット。
そこまでしなくていい。
そもそも私が早起きすれば済むこと。
あきらめて帰宅・・・・・あ、そう言えば
・・・・・。
私はバックをあさった。
お財布の中に・・・たしか。
・・・・・あった。
彼の名刺・・・
これに、もしかして・・・。
PCのアドレス……そして
携帯電話の番号……
・・・あった。
だけど、この人・・・
営業の人とかかなぁ?
名刺を見てもわからなかった。
アドレスは、会社のPC……と言った感じ。
ケータイ・・・
仕事用のだったりしないかな・・・?
かけても・・・良いものかなぁ・・・?
でも番号のせてあるんだしな・・・。
私は迷いながらもその番号にかけてみた。
出てくれなければ、それはそれで良いし…。
『……はい』
・・・・・つながった。
……無機質…事務的…
と言うか
クールな声……。
やっぱり仕事用のケータイ・・・?
ドキッ・・・
私に少し緊張がはしる。
おそらくは……あの人の声だけど…。
ええと・・・
あの人がソウタさんに会いにでも現れないかと
どこかで期待していた。
待ち合わせ時間を交渉できないか、と。
だけど彼は現れなかった。
モコの体調が気になっていたから
明日の朝、のぞきに来よう…。
そう思っていた私は・・・
連絡先も知らない・・・。
ソウタさんは、おそらく知っている・・・
ソウタさんに聞こうかな。
いや・・・なんだかそれはチョット。
そこまでしなくていい。
そもそも私が早起きすれば済むこと。
あきらめて帰宅・・・・・あ、そう言えば
・・・・・。
私はバックをあさった。
お財布の中に・・・たしか。
・・・・・あった。
彼の名刺・・・
これに、もしかして・・・。
PCのアドレス……そして
携帯電話の番号……
・・・あった。
だけど、この人・・・
営業の人とかかなぁ?
名刺を見てもわからなかった。
アドレスは、会社のPC……と言った感じ。
ケータイ・・・
仕事用のだったりしないかな・・・?
かけても・・・良いものかなぁ・・・?
でも番号のせてあるんだしな・・・。
私は迷いながらもその番号にかけてみた。
出てくれなければ、それはそれで良いし…。
『……はい』
・・・・・つながった。
……無機質…事務的…
と言うか
クールな声……。
やっぱり仕事用のケータイ・・・?
ドキッ・・・
私に少し緊張がはしる。
おそらくは……あの人の声だけど…。
ええと・・・
