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恋愛方程式

第2章 始めの一歩



―…~♪~♪

「ん、―っ、煩…ぃ」

気持ち良く寝てたのに…
誰だこんな時に
タイミング悪過ぎ…!

無視しときゃ、
切れるっしょ~。


目を瞑ったまま
気だるそうに
鳴り響く携帯の着信音に
耳を傾ける。

今は出る気も無いのか
私は何もせずに
着信が止むのを待った。

―…プツン

はぁ、やっと切れたよ


安堵の溜め息を吐こうとした
その時、


―…~♪~♪

「だぁああ!!煩い!!はいもしもし!誰!?」



と、相手が誰かも
確認せずに
怒りを露にしたまま
着信に出てしまったのだ


 
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