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恋愛方程式

第2章 始めの一歩



うーあー…、春休み、
今日で終わりかー…。

「 舞!今日塾でしょ!もう3年生になるんだから確りしなさい! 」

…はぁ、分かってるよ
私はもう受験生に成った

中二の中弛みなんて
やってらんない時期。
あーもう親が煩くて煩くて
嫌んなっちゃう



私は苛つきを隠せず
「っ、分かってるよ!塾だって言われなくても行くし! 」

と、罵声に似た声で返す

母は下の階で
何やらぶつぶつと
機嫌悪そうにしている
きっと私の所為だろうな…


あ、因みに舞とはこの私。

朝倉 舞 (アサクラ マイ)
新中学3年生だ。


だけどまぁ、
新たな心で3年生を
迎える事は出来なかった訳で

後悔だらけな生活に
嫌悪だらけな自分の性格
これは自分でも
悩んでいるけど
人に指摘されるのは
嫌なのだ。

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