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Baby love

第24章 動き出す。




仕事を終え、楽屋で1人。
俺は頭を抱えていた。
今朝の電話の事が気になって、今日は小さなミスを連発。
俺らしくない・・・



S「潤になんて言えば・・・」



電話より、直接会って話したい。
昨日泊まったばかりだけど、今日会えねーかな・・・



メールを送ると、すぐに返事がきて驚いた。



“ 今飲んでるんだ。
どうしたの??”



S「・・・誰と飲んでんだ。」



潤があまり干渉してこないので、
俺も口を出さないように気をつけてはいるんだけど・・・
こういうの、すげぇ気になる。
あいつ交友関係広いしな・・・



“ ちょっと話があって。
近いうちに時間無いか??”



飲み会の件を問い質したいが、
ウザがられるのは嫌なので我慢する。



“ 明日なら大丈夫。
仕事も遅くならないと思う。”



明日か。
最近では週末以外に会う事が減っていたので、イレギュラーで会えるのは嬉しいものだ。



“ てか何の話??”



やっぱ気になるか。
飲み会中に気を煩わせたくないからあまり言いたくないんだけど。



“ 会ってからで良いよ。
飲み会楽しんでこい。”



“ 気になる。”



“ 明日話すから。”



“別れ話?”




S「ぶっ!!」



“ んな訳あるか!!!!!
ぜってー別れねぇぞ!!!!!”



“ ウケる笑。”



からかいやがって・・・
俺がベタベタに惚れてんの知ってるくせに!





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