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Baby love

第24章 動き出す。




M「翔くん?」



キョトンとした顔で俺を見る潤がべらぼうに可愛い。



S「俺、お前を好きすぎて怖いわ・・・」



ストーカーになりそう。
少しの間も離れていたくない。



M「なっ・・・何いきなり!!
やっぱまだ寝ボケてんだろっ!!」



S「いや、本気だけど。」



潤の手を握って言えば、心底困った顔になって瞳を潤ませる。



M「・・・もう、バカ。
朝っぱらから何言ってんの。」



そっと腕を引けば簡単に俺の胸におさまる潤。
触れるだけのキスをして、ぎゅっと抱きしめた。
・・・あー癒される。



M「・・・あの、」



S「ん?」



優しい温もりから離れ難くて抱きしめたまま背中を撫でていると、
潤が気まずそうに顔をあげた。



M「・・・昨日、物足りなかったの?」



S「は?」



物足りなかったって・・・
え?昨日のセックスが?!



S「んな訳ねぇじゃん!!
大満足だよ!!」



昨日も潤はめちゃくちゃ可愛かったし!!



M「あ、そうなの?」



S「何でそうなるんだ?!」



M「だって・・・朝からエロい顔で触ってくるから。
昨日2回しかシなかったから、足りなかったのかなって思って。」



でも違ったなら良かった〜、
と俺の腕からスルリと抜けてキッチンへ戻る。



M「あ、オムレツにケチャップいる??」



オムレツと同じようなふわふわの笑顔で俺を振り返る潤。
可愛い。



2回のセックスで満足出来ないエロ猿だと思われてるのかなとか、
そんなエロい顔してなかっただろとか、
朝から恋人としてスキンシップ取るくらい良いじゃんとか。



色々言いたいが、可愛いからまぁいっか!!



S「ケチャップでLOVEって書いて♡」



M「・・・・・。」



S「んな引くなよ!
潤のは俺が書いてやるから!」



M「えー・・・」



S「なんで嫌がるんだ!」




結局、オムレツにお互いケチャップでメッセージを書くことになった。
ふふふ、ラブラブカップル。







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