無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

M side



N「ねぇ潤くん、一緒にシャワー浴びよー♡」



バスタオルを持ったカズが、ニッコリ笑って俺の手を取る。



M「え？」



A「にのちゃん！！」



S「ふざけんなニノ！」



N「え、ダメ？」



SA「「ダメに決まってんだろ！！」」



N「昨日は潤くんと俺にエッチな事させたくせにー。」



S「う・・・」



A「それは・・・」



掘り起こすなよカズ〜！！



N「あ、潤くん真っ赤になっちゃった。
ごめんね？」



M「・・・カズのバカ！！俺1番にシャワー借りる！！
誰も入ってくんなよ？！」



カズの持っていたバスタオルを奪って、ズカズカと浴室に向かう。
くそ！！腰が痛ぇ！！



いつも通り振る舞ってたのに、いきなり思い出させんなよ、もう！！



M「酒って怖いよな・・・」



このメンバーで飲む時はとくに気を付けよう。
なんせ変態だらけだ。



M「あーもう！！
俺だけは絶対変態に堕ちねーぞ！！」



痛む腰を庇いながら、ガシガシと頭を洗って熱いシャワーで流す。



風呂上がったら、すぐ家に帰ろう。
翔くん家に泊まるからその用意もしなきゃいけないし。
何着か服運んじゃえば良いよな。
これから週2日は翔くん家なんだから。



M「・・・ふふ。」



ダメだな、ニヤけてしまう。
こんな締まりの無い顔で仕事なんか行けねーじゃん。
でも、たぶん翔くんだってデレデレした顔してるはず。絶対。



まぁ、新婚なんだし良いか♡なんて
柄にもなく可愛い事を考えてみたりして。



ついでに鼻歌でも歌ってやろうかと思ったけど、カズに聴かれでもしたらしばらくからかわれ続けそうなのでヤメた。