
Baby love
第23章 Wデート。
M side
S「ゴメン!やりすぎた!俺・・・っ、
ほんと、ゴメン・・・」
泣きそうな顔で俺を抱きしめる。
ああ、翔くんのニオイだ。
M「・・・抱っこして、チューしてくれたら、許す。」
S「・・・へ?」
M「・・・・・。」
あんな甘えた仕草は出来ないけど、
言葉だけ、カズの真似をしてみた。
目を丸くしている翔くんの胸元を、ぐーでコツンと殴る。
M「早くしろよ、バカ・・・。」
S「・・・じゅん〜〜〜♡」
ふんわりと抱き上げられて、ソファに寝かせられる。
覆い被さってきた翔くんが、顔中に啄ばむようなキスを繰り返した。
M「ちょ、押し倒せなんか言ってない!!」
S「今日、俺ん家来いよ。
新婚生活スタートさせよう。」
とびきり甘い表情で微笑まれて、
心臓がいきなりフル稼動でドキドキ動きだす。
苦しいくらい、翔くんが好きだ。
M「・・・うん。週2日だからね。」
S「早くずっと一緒に暮らしたいって言われるように、頑張るよ。
俺なしじゃ生きていけない体にしてやる。」
M「・・・・・。」
それってエロい意味でなのかな。
S「好きだよ、潤・・・。」
M「ん・・・」
聞きそびれたけど、まぁ良いか。
結局、心も体も翔くんの物なんだし。
M「んんっ、」
おはようのチューにしては、ちょっと濃厚すぎだよ。
今夜もこの翔くんのふっくらとした甘い唇に愛されるんだと思うと、どうしようもなく胸がときめいた。
N「ちょっと、朝っぱらからイチャつかないでくれる?」
A「そろそろ支度しないとヤバイよー?」
S「お前らだってイチャついてたろ!!」
N「え?普通だし。」
A「普通だよねぇ。」
S「まじかよ。」
