
Baby love
第23章 Wデート。
M side
M「どんだけ飲んだんだよ・・・」
N「ほら、2人とも起きなさいよっ。」
S「うーん・・・」
A「むにゃむにゃ・・・」
イビキをかいて子供のように眠る2人を見て、腹が立ってくる。
M「・・・今日仕事に支障が出たらどうしてくれんだ。」
N「もうっ、さっさと起きておはようのチューしてよ。」
M「・・・・・。」
N「・・・なによ。」
・・・すごいなカズ。
このカップルが超ラブラブなのは、やっぱりカズが激甘だからなのか。
M「まぁ、とにかく起こすか。」
N「OK。せーの、」
MN「「起きろーーーっ!!」」
SA「「うわぁぁぁっ!!」」
ガバッと飛び起きた2人が、俺らの姿を見て慌てて正座をする。
お、一応反省してんだな。
S「・・・お、おはよう」
A「ございます・・・」
ジロっと見下ろすと、怯えた表情で俺を上目遣いに見る翔くん。
くそ。可愛いな。
M「こんな床で寝て、風邪ひいたらどうすんの。
お酒も飲み過ぎ。顔むくんでんじゃん。」
S「はい・・・」
こんな小言を言いたいんじゃないのに。
可愛くない自分にウンザリする。
N「あいばさん、抱っこして?
おはようのチュー♡」
A「くふふっ、もちろんだよにのちゃん♡
体シンドイ?どこ痛い??」
N「ぜんぶ痛いもん・・・
あいばさんがイジメたからだよ?」
A「ごめんね、にのちゃんが可愛すぎて・・・
責任取って今日はにのちゃんを離さない♡」
N「やーん♡仕事があるもーんっ。」
M「・・・・・。」
キスの合間に良くあれだけ喋れるもんだな。
キャッキャうふふしやがって・・・
カズの半分で良いから俺も甘えられたら・・・
S「・・・潤は、体どうだ?」
心配そうに俺を伺う翔くん。
M「・・・体はだるくて仕方ないよ。
腰の鈍い痛みもツライし、喉も枯れてる。」
