
Baby love
第23章 Wデート。
ニノに触発されて、最高に乱れて俺を求めた潤。
猫耳もつけてくれてたし。
S「・・・・・たまにだぞ!」
A「うひゃひゃっ♡オッケー!笑」
N「んー・・・」
ニノの声に雅紀と2人でビクっと跳ね上がる。
A「ちょっと!ウチのにのちゃん眠り浅いんだから、大きな声出さないでよっ。」
S「お前のがデカイ声だったろ!」
ヒソヒソ声でバカみたいに騒ぎながら、
2人の体を拭いてスウェットを着せ、シーツも取り替える。
猫耳も汚れてしまったので洗わないと。
スヤスヤと眠る潤にキスをすると、
雅紀もニノにちゅ、と可愛いキスをした。
しっかり布団を掛けて寝室を出ると、どっと疲れを感じてリビングの床になだれ込む。
さすがに俺も腰がいてぇ。
A「ここ片付けるのは明日でいっか・・・」
S「ああ・・・」
大あくびをしながら、転がるビールの空き缶を端に寄せた雅紀は俺の隣にゴロンと大の字になって寝転ぶ。
A「明日、にゃんこ達怒ってるかな。」
S「・・・怖ぇな。」
A「くふふ・・・2人で怒られれば怖くなーい。」
S「言っとくけど、潤はまじで怖いからな。」
A「ま、怒る体力そんな無いと思うよ?」
サラリと非道な事を言う。
とにかく、しばらくは可愛いにゃんこのご機嫌取りを頑張らないといけないな。
A「・・・翔ちゃんニヤけてる!」
S「うるせ。」
そりゃニヤけるっての。
だって、きっと散々怒ったあとには
“バカ”って。
頬を染めた潤が可愛い声で呟くだろうから。
