
Baby love
第10章 キスの続き。
M side
大量に飛び出た精子が翔くんの手と俺の腹を汚す。
M「はぁっ・・・はぁっ・・・!」
頭、真っ白・・・
S「イッた後ってそんな顔するんだ・・・」
M「は・・・?」
S「気怠い感じがすげーそそる♡」
M「はぁ?!」
S「お、真っ赤な顔も良いな。」
M「バカじゃねーの?!さっさと手拭けよ!」
ティッシュの箱を翔くんに投げる。
S「何で怒るんだよー、気持ち良かっただろ?」
自分の手を拭いてから、俺の腹に飛んだ精子も拭き取ってくれる。
S「また赤くなってる。」
M「・・・うるさいな。」
S「俺にお前の精子拭かれてるのが恥ずかしい?」
なっ・・・・・・・!!
S「可愛いな、潤は。」
ちゅ、とキスをされて何も言えなくなる。
S「気持ち良かった?」
・・・聞かなくても分かるじゃん。
S「潤〜、」
黙る俺に、ちゅ、ちゅ、と顔中にキスを降らせる。
そんなに言わせたいか??
M「・・・気持ち良かったよ。」
S「まじ?」
M「ちょっとエロ過ぎだけど。」
S「え?かなり抑えてたんだけどな・・・」
・・・今コワイ事言ったけど聞かなかったことにしよう。
いまだ俺にキスをしまくる翔くんの顔を、両手で止める。
至近距離で真っ直ぐ見つめれば、翔くんがすぐに雄の目になった。
ふふ、そりゃそうだよね?
翔くんのココ、放りっぱなしだもん。
パジャマの中で窮屈そうにしているソレにそっと触れると、ビックリするくらい熱を持っている。
S「潤っ・・・」
M「今度は俺の番。
どうしてほしい・・・?翔くん、」
意識して甘えた声を出した。
ビクリと素直に反応する翔くんのモノが愛おしい。
M「ねぇってば・・・」
俺だけ気持ち良くなるなんて申し訳ないし。
M「俺頑張るね?」
唇に触れるだけのキスをすると、翔くんがゴクリと喉を鳴らした。
