
Baby love
第10章 キスの続き。
M side
目の前で、翔くんのふわふわの髪が揺れている。
静かな部屋の中で、時計の秒針の音と、お互いの息遣いと・・・
俺の体を舐める翔くんのリップ音だけが響く。
M「んっ・・・翔くんっ、」
胸に落とされるたくさんのキス。
中心をはずしてちゅぱちゅぱと丁寧に舐めながら、腰まわりを撫でつけられる。
なんてゆーか、翔くん・・・
M「あっ・・・、」
翔くんの舌先が、乳首をかすめる。
S「気持ち良いの?潤・・・、」
こんな風に舐められた事なんか無い。
初めての感覚に、少し怖いくらいだ。
それに・・・
S「こうやったら、もっと気持ち良いかな・・・?」
M「ぁあッ、」
散々焦らされていた乳首をレロレロと舌全体で舐められる。
空いてる方はキュッと摘ままれて、いきなりの強い刺激に思わず声をあげてしまった。
S「ふふ、いいねぇ。」
満足そうに、翔くんが笑う。
M「っ・・・」
さっきとは反対に優しく啄ばむように乳首を吸われた。
指でもクルクルと撫で回され、甘い快感に我慢できず腰が揺れてしまう。
完全に雄の目をした翔くんが、胸から首筋へ舌を這わす。
耳元まで来た唇が、耳たぶをはむはむと甘噛みして、耳穴をベロベロと舐めあげた。
M「翔くっ・・・」
S「お前・・・もうガチガチじゃん。」
M「あ・・・・・」
耳元で翔くんの甘くて低い声で囁かれると、ふわふわと体の力が抜ける。
足の付け根あたりをいやらしく撫でられて、完全に勃ちあがっている俺のモノがビクビクと震えていた。
やっぱり翔くんって・・・・
