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はっぴぃえんど⁈

第20章 story20 めりー☆くりすます

*Sside*

コンサート開始、一時間前。

智「翔くん、俺が言いたい事分かるよね?」

珍しくリーダーモードの智くん。
潤はコンサートの最終確認でスタッフと打ち合わせで、ニノと雅紀はメイク中。楽屋には、智くんと2人きりだ。

「ごめんなさい…」

お怒りモードだけど、実はずっと腰をマッサージしてくれていて…。腰が痛かったけど、リハーサルはミスもなくこなしていたのに、智くんはすぐに気がついた。

智「本番、いけそう?」

「薬も効いてるし、大丈夫だと思う。みんなには心配かけたくないから内緒にしておいて」

智「何も言わないけど、和も雅紀も気づいてると思うよ」

「そうなの?」

智「さっきのリハだって、翔くんは気づいてないみたいだけど、フォロー入ってた」

自分に精一杯で、全然分からなかった。
でも、こう言う優しさがこのグループのいいところなんだと思う。

ガチャっと扉があき、打ち合わせを終えた潤が戻ってきた。

智「お二人さん、今回貸し1つだからね。同じようなことがあった時、よろしく。とりあえず、明日は体調万全にしてよ」

「「はい。すみませんでした」」

智「分かればよろしい!」

この時は分かったはずなのに、クリスマスと言う行事は、恋人達の理性を無くすもので酷い目を見ることとなる、コンサート2日…。


〜れっど✴︎くりすます・えんど〜



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