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『甘い蜜』

第47章 甘い蜜 47

「何、ニヤついてんだよ…」

以外と表情の違いが分かるモノだと…会長の顔を眺めてたら睨まれたし。

「別に…」

なーんだ、もういつもと同じになったのかよ…

「あっ…!倉本心配してんだろーなぁ…」

すっかり忘れかけてたけど…
俺、連れられて来たんだった…。

「じゃ、俺もどっ…」

「先輩、いましたー!」

俺がいいかけたとほぼ同時に…

「倉本、何で…?」

俺達のいるトコロへと倉本と…先輩と呼ばれた千崎さんが顔を見せた。

「だって、神崎戻ってこないしさ…」

「う…ごめん。」

「隼人に何もされなかった?」

「俺はどんなヒドイやつなんだよ…」

「あれ?俺間違った事言ってないと思うけど?」

「だ、大丈夫です…心配かけてすいません。」

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