
アクアリウム
第2章 ダイオウグソクムシとの恋
「クス…」
「な、なにが可笑しいのだ!」
「いや、珍しくお前らしくないな、ってね」
グソクムシが何を考えているのか知ったのだろうか?
それはわからないが、高田は最初より穏やかな表情をしていた。
「ほらグソクムシ、恥ずかしがらずに
いつも俺にしてるみたいに足を開いて…
みんなに見せてやれよ…」
耳元で低く響く声。
じんわりと身体中の細胞が震え、頭がぼうっとしてくる。
「あ……んんっ…」
ゆっくり、ゆっくりと足を広げる。
目線を下げれば赤々と勃起した自身が目に映る。
恥ずかしい……でも……
この視線が…心地いい…
