
アクアリウム
第2章 ダイオウグソクムシとの恋
「じゃあ……続き…」
するんと指が乳首を摘まむ。
「あッ、あ…!」
漏れてしまう甘い声。
それでも必死で声を我慢した。
「此処が…お腹…」
腹を撫でる指が、グソクムシに奇妙な快感を与える。
「んんん……っ」
内腿がぶるぶる震える。
隆起した秘部からは、我慢汁が垂れていた。
グソクムシは、先ほどから恥ずかしくて目をつむっていた。
しかし、背を向けているにもかかわらず、高田はそれを知っていたようだ。
「ほら…ちゃんと視なよ…」
クイ、と顎を救われ、瞼を一撫でされる。
潤む瞳を前に向けると、子供たち、保護者の目が一斉に突き刺さった。
「そしてここが足…って、あれ…?」
「どうしたの?
足、開きなよ」
見上げると、今度は目が合った。
意地悪く口を歪めた高田は、グソクムシの内腿をさする。
「こんな人の前で…」
足を広げれば、たちまち隆起したモノを晒すことになってしまう。
子供たちは怯え、保護者は顔を真っ赤にして怒り、抗議をする姿が浮かぶ。
そうすると、責任として高田がクビになるのではないか?…
グソクムシはその事態を恐れていた。
