
Best name
第30章 それぞれの、生きる場所…
『はい、それじゃ
今日はこれで解散でーす』
『『『ありがとうございましたあ~~!!』』』
体育館に鳴り響く声。
『りょうきせんせ~い!』
オレを呼ぶのは
少し高めの子どもの声……。
オレはダイチ先輩の開いている
子どものバレーボール教室で
コーチ補佐に入るようになっていた。
『うん?どうした、シュン?』
ダイチ先輩が
上手くスケジュールを
組んでくれるおかげで
オレは顔を出すことも増えて
今では子ども達にも
顔を覚えてもらいつつある。
『先生!来週も来てくれる?』
『?あぁ。うん
~ダイチ先生と話しておくから
来れると思うけどな!』
『先生、オレ…次の試合出れるかな?』
子どもは……まっすぐで…
初々しくて・・・かわいいな。
『シュンはジャンプも
良くなってきたからな?
頑張ろうな!!』
『先生ほんと!?…はいっ!
先生に教えてもらったら
跳びやすくなったんだ!
先生来週もきてよ!?』
『クス…あぁ、わかった。
~ケガしないようにな?
ちゃんと柔軟やるんだぞ?』
『はいっ!』
週末、1日は教室
1日はチームの練習
そんなペースで
スケジュールが固まってきていた
『ふふ・・・おつかれさまです…
〃人気イケメンコーチ〃・・・(笑)』
『っっ!?・・・うわっ……!!』
〃なんだ!?(汗)〃
今日はこれで解散でーす』
『『『ありがとうございましたあ~~!!』』』
体育館に鳴り響く声。
『りょうきせんせ~い!』
オレを呼ぶのは
少し高めの子どもの声……。
オレはダイチ先輩の開いている
子どものバレーボール教室で
コーチ補佐に入るようになっていた。
『うん?どうした、シュン?』
ダイチ先輩が
上手くスケジュールを
組んでくれるおかげで
オレは顔を出すことも増えて
今では子ども達にも
顔を覚えてもらいつつある。
『先生!来週も来てくれる?』
『?あぁ。うん
~ダイチ先生と話しておくから
来れると思うけどな!』
『先生、オレ…次の試合出れるかな?』
子どもは……まっすぐで…
初々しくて・・・かわいいな。
『シュンはジャンプも
良くなってきたからな?
頑張ろうな!!』
『先生ほんと!?…はいっ!
先生に教えてもらったら
跳びやすくなったんだ!
先生来週もきてよ!?』
『クス…あぁ、わかった。
~ケガしないようにな?
ちゃんと柔軟やるんだぞ?』
『はいっ!』
週末、1日は教室
1日はチームの練習
そんなペースで
スケジュールが固まってきていた
『ふふ・・・おつかれさまです…
〃人気イケメンコーチ〃・・・(笑)』
『っっ!?・・・うわっ……!!』
〃なんだ!?(汗)〃
