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Best name

第30章 それぞれの、生きる場所…

少し重くなった空気をはらうように
先輩が少し笑う。




『~ふふ
お前ほど惜しまれた選手はいないぞ
本当に……。
俺が知る限りでも
過去にも…これから先もきっとな』




『昔の・・・ハナシですって』




そして単純なオレは思う。





先輩が…困ってるなら

オレに出来ることがあれば

オレは力になりたい……なんて。






困ってるなら……だが。





『あの…先輩?人手が足りないって…』




『お♪考える気になったか?(笑)』





そしてオレは思い出す……。



キャプテンの鏡のような
キャプテンだった
ダイチ先輩…。





後輩や・・・部員…






人の心をつかむのも上手いって事を(笑)






『いや…それは
少しおいといてですね(汗)』




『フフン…まぁ聞け(笑)
…この際だ、ズバリ言う』




『……はい?』













『…嫁のカミナリが墜ちるのも

時間の問題でな。

ビクビクしてるわけよ…俺』





……?。




……。






『……ぷっ…』





なんか……それ




すっげぇ~~ リアル……(笑)



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