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Best name

第30章 それぞれの、生きる場所…

在学中からパートナーとして…
ダイチ先輩を公私にわたって支え続け

プロの選手となった先輩を
妻となり、ずっと支えてきた。




そんな事を思うと

なんだかとても

感慨深かった。





文字通りの

〃夫婦二人三脚〃・・・ってやつか。







志半ばで…


バッキリと折れてしまったオレには




この上ない
羨ましい人生…。




憧れる先輩達だ。





そう思った。





『リョウキ
今仕事は?変わってないか?~』


『はい』




先輩としばらく……

話し込んでしまった。





『先輩は?今も~・・・』




『うん?…去年~…引退した。
会社は…同じだけどな』







先輩が・・・引退か…。






なんか……さみしかった。












『リョウキ・・・

これも何かの〃縁〃かもしれない

~聞くだけ聞いてくれないか?』





『?・・・はい』






先輩…?

どうしたのだろう。









『リョウキ・・・お前さ…


ジュニアのコーチ・・・やらないか?』













『…?…。・・・・・。はい・・・・・?』



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